絵師のえそらごと・わーるど
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第1回:筆について  次のページ>>

筆の説明図 筆は作品の特徴をかなり左右するので、慎重に選びましょう。

★筆の形

 筆先の形。
 特に筆の大きさが大きい時に、その特徴がわかりやすい。
 さらにストロークステップやステップ、インターバルが大きいとその特徴がわかりやすい。(ストロークステップ、ステップ、インターバルについては連載第3回目にて掲載)

★筆の大きさ(幅)

 筆のサイズ。
 値が大きいと太い筆を表し、小さいと細い筆を表す。
 大胆な絵師だなと思ったら、細筆を持たせてみよう。性格は几帳面でも、太筆を持っていると大胆なタッチに見えてしまうので注意。

★筆の硬さ

 値が大きいと硬い筆を表し、小さいと柔らかい筆を表す。
 硬い筆は筆の中心から外側まで透明度があまり変化しないのに対し、柔らかい筆では、外側に行くほど、透明度が増す。
 多少の違いは分かりにくいが、極めて柔らかい筆と硬い筆を比較すると分かりやすい。

★筆の密度

 筆の毛の密度。
 値が大きいと密度が高い。即ち、隙間の無い筆になる。逆に値が小さいと密度が低い。即ち、砂模様のような、隙間の多い筆になる。

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